継 承

先日 8月14日(日)に 祖父 が亡くなった
享年96歳
もちろん戦争も経験している
戦争で足に銃弾を受けた
激動の時代に生きた 祖父
そんな 祖父 をインターネットで検索してみた
……………出てきた
祖父のことを人生の師匠であると書いてある方のブログを発見した
そこには、祖父に対する感謝の言葉、気持ちが書き綴られていた
嬉しかった
とても嬉しかった
ちなみに祖父は祖母と二人で、豆腐屋・駄菓子屋を営んでいた
孫の私にとっては やさしいお店のおじいちゃん にしか見えなかった
店にある品物を欲しいと言えば、必ず 「好きなものもっていけ」と言う
やさしくも寛大なおじいちゃん
そんな祖父がたまに見せる別の顔
子供ながらにその謎に興味があった
祖父のことをもっと知りたいと思ったので
ブログに書かれている言葉から さらに祖父を辿ってみた
すると 生前 祖父は
 県の公民館連合名誉会長
 文部科学大臣賞受賞
 PTA会長
  ・
  ・
  ・
いろいろなことに従事、貢献していた
さらに、祖父を慕う方々により
 〇〇塾(祖父の名前の塾)
まで結成されていた。
祖父を塾長とする勉強会だ
地域社会の発展・貢献のための勉強会をしていたらしい
その門下生はと言うと…………
現在 社会に多大なる貢献をされている方々ばかり
私が 祖父の偉大さを実感したのは 従兄弟の結婚式でのスピーチ
そのことがきっかけで
私の人生も変わった

物事のとらえ方が半端ではないのだ
私は そのことを 偉大と呼んでいる
通夜の時、棺に入っている 祖父 の顔を見てある変化に気づいた
【仏ぼくろ】がある
以前はなかったものだ
遺影は 90歳 の時のもの
そこにも それ はない
新たなる旅立ちに際し、必要なものが必要な時に授かる
祖父は、本当に仏様になったのだ
祖父が亡くなろうとも
祖父の意思、想いは生き続けている
私もそれを受け継いで生きていく

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