エコプラスワンの山口です。
ここ最近のシャープ太陽光発電についてのニュースをご紹介します。
①シャープが太陽電池で世界最高効率
シャープが新たに開発した太陽電池モジュールは、新エネルギー・産業技術
総合開発機構(NEDO)の「高性能・高信頼性太陽光発電の発電コスト低減
技術開発」プロジェクトの一環で開発されたものです。
太陽電池の公的測定機関である産業技術総合研究所(AIST)により、31.17%の
変換効率が確認されました。
シャープの化合物3接合型太陽電池セルは「インジウムガリウムリン(InGaP)」
「ガリウムヒ素(GaAs)」に「インジウムガリウムヒ素(InGaAs)」のボトム層を加え
た3つの光吸収層で構成され、太陽光をより効率良く電気に変換できる独自の
構造を採用したことが特徴です。
②シャープ太陽光パネル事業、継続へ
経営再建中のシャープが、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下で太陽光事業を
継続することで鴻海と合意したことが24日、分かりました。
太陽光パネル事業は販売価格の下落などを受け、平成28年3月期の営業損益は
大幅な赤字となっており、鴻海の郭台銘会長は太陽光パネル事業の売却を示唆して
いたのですが、両社の相乗効果で黒字化を目指す方針に転換しました。
シャープの明るいニュースが続いたので、ご紹介しました。
太陽光パネル事業の継続も決定された事で、
シャープ独自の技術をもっともっと活かした事業展開が
今後も行われていく事に期待したいと思います。
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