「見てください、このメーカーは発電効率が他社メーカーとは全然違います!
絶対こっちのほうが将来的にお得です!」

仮に発電効率だけを基準にして選ぶなら、このメーカーでもいいかもしれません。
しかし、そのメーカーのシステムが発電効率に見合う価格でない場合はいかがでしょうか?

私たちは「太陽光発電はパネルの発電効率だけで選んではいけない」と考えています。
なぜなら、各ご家庭の屋根の大きさ、向き、角度がそれぞれ違うからです。
ということはお家の屋根にあわせたメーカー選びが必要になってきます。

ご自宅の屋根の形は?

あまり屋根なんかまじまじとは見ないかもしれませんが、いったん外へ出て確認してみるか、
家の図面(横から見た立面図)で確認してください。
もしかしたら「こんな形をしていたのか」と再確認されるかもしれませんね。
ご自宅の屋根の形を確認していただけましたでしょうか?

それでは、屋根の特徴ごとにどんなメーカーがよいか見ていきましょう。

切妻屋根もしくは一般的な寄棟屋根の場合 (屋根材は、スレート、瓦、金属屋根、他)
おすすめ ： シャープ、長州産業、三洋電機、パナソニック

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  太陽電池パネルがたくさん設置できる可能性が大きいので、
  コストパフォーマンスのよいメーカーにしたほうがいいと思います。
  
  「でも太陽電池パネルをたくさん設置すると設置費用が高くなり、元がとりにくいのでは?」
  
  と思われるかもしれません。
  
  しかし、じつは発電量が増えることにより売電収入が多くなるので
  結果的には大きな容量のシステムのほうが早く元がとれるようになります。
  
  ※コストパフォーマンスがいいかどうかはパネル一枚の金額をそのワット数で割ってみると1wあたりの金額がでます。
  その金額が安ければ安いほどコストパフォーマンスがよいことになります。もし、分からなければ営業マンに直接聞いて見ましょう。

小さめの寄棟屋根の場合
おすすめ ： 三菱電機、京セラ、三洋電機、パナソニック

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  設置するからには少しでも多く発電して欲しいものです。
  ですので、この場合は発電効率の良いメーカーか1枚のパネルの大きさが小さいメーカーがよいでしょう。
  
  なぜなら、少しでも余った電気が売れるほうが、経済メリットが多くなるからです。
  少しでも多く発電するために発電効率のよいものか小さいパネルをたくさん設置して発電量を確保することがよいでしょう。

複雑で小さな寄棟屋根の場合
おすすめ ： 京セラ

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  これも先ほどと同じく小さい太陽電池のメーカーを選ばれるとよいでしょう。
  
  しかし 設置するパネル枚数があまりにも少ない場合は、残念ながら太陽光発電の設置ができません。
  少ないパネル枚数で設置されるのであれば、経済メリットよりも、
  地球温暖化の防止の貢献と考えて頂いたほうがいいと思います。

大きく3つに分けて簡単にご説明しましたが、あなたのご自宅はどれに当てはまりましたか。
もし、わかりにくいなと思われましたら、まず一度見てもらい、どのメーカーが良いのかを相談してください。