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今日のブログ記事担当は山口です。本日もどうぞお付き合いください。
今日のテーマは
「東芝、新型リチウムイオン蓄電池セルSCiBをスズキに供給」
についてです。
東芝は2017年2月15日、一度に大量の電流を充放電可能なリチウムイオン
電池セルを開発し、スズキの新型車に採用されたと発表しました。
「今回採用された10Ahセルは、高入出力タイプとして製品化済みの.9Ahセルと
比較して、入力、出力とも3倍以上に性能を高めた」(東芝)。
東芝によれば、SCiBの長寿命性能、安全性、品質への信頼性が評価され
採用されたとのこと。
スズキは東芝から供給を受けたSCiB蓄電池セルを専用モジュールの形にまとめ
ワゴンRに搭載しました。これまでワゴンRのハイブリッドシステムとして、加速時
にモーターでエンジン出力を補助する「S-エネチャージ」を利用してきましたが
新型ワゴンRでは従来システムの約3倍の容量のリチウムイオン蓄電池を搭載し
モーターのみでの短時間走行が可能になり、軽量で剛性の高い新プラットフォーム
とマイルドハイブリッドを組み合わせた結果JC08モードの燃費が33.4キロメートル
/リットル(km/l)まで高まったそうです。
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