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今日のブログ記事担当は山口です。本日もどうぞお付き合いください。
今日のテーマは
「三菱電機 SMART V2Hのメリット」
についてです。
EV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッドカー)などの登場によって現実化
してきた、まったく新しい電気の活用法。それがSMART V2Hです。
すでにそれを実現するためのシステムを三菱電機が発売しており、太陽光発電と
組み合わせることで、まさに近未来的なエネルギー活用ができます。
V2Hはどんな使い方をするもので、生活にどんなメリットをもたらしてくれるのでしょうか?
まず、最大のメリットともいえるのは電池容量です。PHEVの三菱自動車アウトランダー
なら12kWh、またEVとして非常に大きな実績を持つiMiEVでも10.5kWhや16kWhといった
大容量を持っているので、いざ停電が起こった際、長時間、安心して電気を使う事が
可能になります。しかも、普段は単にバッテリーを置いておくのではなく、クルマだから
通勤に使ったり、買い物に利用するなど、本来の使い方をしつつ、自宅に帰ってきたとき
に家と接続するので非常に効率的です。 もしライフラインが停止したときでも、クルマから
家へ電力供給ができるので安心です。
もうひとつのメリット、特に太陽光発電システムのオーナー様にとって大きいのは、
このSMART V2Hには、太陽光発電システムの売電がダブル発電にならないモデル
があり選択できるという点です。電力会社との売電契約において、太陽光発電分を
売電するとき、EVやPHEVから家へ電力を送るとダブル発電とみなされ、売電単価が
大きく下がってしまうという問題があります。 しかし、SMART V2Hの場合、太陽光発電
からの売電がスタートするタイミングで自動的にクルマからの給電をストップする仕組み
になっているモデルを選択すると、ダブル発電扱いになりません。
さらに、系統電力側が停電した場合、太陽光の電力は、自立発電という形で専用コンセント
からのみ取り出すことは可能だが、出力に制限があるため、取り扱いが限定されてしまいます。
それに対してSMART V2Hは、停電時でもクルマから家への給電ができるのはもちろんのこと、
太陽光発電側の電気が消費分に対して余れば、それをEVやPHEVの充電に回すことも可能
です。停電時であっても、太陽光による発電をフルに活用できるので、昼間発電した電気を
ためて、夜に使うといったサイクルを確立することができます。
次回はデメリットについてのお話です。
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