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このブログは蓄電池の情報をわかりやすくお伝えするブログです。
今日のブログ記事担当は山口です。本日もどうぞお付き合いください。
今日のテーマは
「蓄電池の種類はどんなものがあるの?」
についてです。
再生可能エネルギーの需要が増えるにつれて注目されている
蓄電池ですが、どのような種類のものがあるのでしょうか。
ここでは蓄電池の種類と用途について紹介します。
①鉛蓄電池
最も古い歴史を持ち、主に自動車のバッテリー、非常時バックアップ
電源などに用いられています。
マイナス極に鉛、プラス極に二酸化鉛、電解液に希硫酸を用いた
電池です。過充電にも強いとされ、充電から放電を1サイクルとした
場合の鉛蓄電池の利用可能サイクル数は3000回を超えるとされ、
年数にして約17年と、蓄電池の中でも長寿命のものであると言えるでしょう。
②NAS電池
大規模電力貯蔵施設、電力負荷平準化、再生可能エネルギーの出力
安定化対策などに用いられることが期待されています。構成する材料の
資源が豊富にあり、量産してコストダウンすることが可能です。充放電時
の自己放電などがなく、充放電のエネルギー効率が高いとされ、また
長サイクルに制限がないなど、長寿命であることが特徴であると言えます。
③リチウムイオン電池
ノートパソコンや携帯電話など、モバイル機器のバッテリーに用いられる
電池です。家庭やオフィスで用いられるほか、大規模施設のための
大容量化の開発などが進められています。マイナス極に炭素素材、
プラス極にリチウム含有金属酸化物、電解液に有機電解液を用いており、
エネルギー密度が高く急速充放電が可能です。
またサイクル数3,500回、年数で6~10年と比較的長寿命です。
④ニッケル水素電池
マイナス極に水素吸蔵合金、プラス極にオキシ水酸化ニッケル、
電解液に水酸化カリウムをはじめとするアルカリ水溶液を利用
した電池です。リチウムイオン電池の登場まで、多くのモバイル
機器のバッテリーとして用いられていました。現在ではハイブリッド
カーのバッテリー、鉄道用の地上蓄電設備などに使われています。
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