蓄電池が注目される背景

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このブログは蓄電池の情報をわかりやすくお伝えするブログです。

今日のブログ記事担当は山口音楽です。本日もどうぞお付き合いください。

 

今日のテーマは

 

「蓄電池が注目される背景」

 

についてです。 

 

 

2011年3月に発生した東日本大震災での福島第一

原子力発電事故をきっかけに日本のエネルギー政策は

大きな改革を迫られました。

 

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2013年11月には「改正電気事業法」が成立し、電力システム

改革が進められており2016年には、消費者が自由に電力会社を

選べるようになる「電力小売自由化」がスタートしました。

自分で選んだ電力会社から、より安く電気を購入する事ができる

ことが出来るようになりましたが、しかし、消費者にとってメリット

ばかりではなく、2020年を目途に行われる「発送電分離」では、

電力会社の発電部門と送電部門が別々の会社になり

電気の市場競争は激化し、安定した電力供給が難しくなるのでは

ないかという不安視もあります。「発送電分離」で想定されることは、

つくった電気が確実に売れる保証がないので電力会社は安易に

発電所を建設できなくなり、電力不足を招く恐れがあるということです。

発電と送電がうまく連携できないため、停電が起きやすくなるほか

災害時の復旧も遅くなる可能性があります。

実際にアメリカでは、こうした問題をうまく解決できなかったため

2000年にカルフォルニア洲で大停電が起き、計画停電を起こし

たりする州もでています。電力システム改革の先行きの不透明さ

に加えて昨今は、台風・地震・噴火・竜巻・大雪・雷などの

自然災害による停電が頻繁に発生するようになってきました。

ひとたび停電が起これば、普段あたりまえにできている生活が

継続できなくなる可能性があります。調理、洗濯、掃除や部屋の照明、

情報収集するテレビやパソコン、携帯電話の充電など、数えれば

きりがないですね・・・。

 

太陽光発電の普及拡大に伴い、各家庭での自家発電が可能になりましたが

長時間の停電では、太陽光だけでは不安という方が増えてきており

昼間は、太陽光で発電+蓄電池に充電

夜間は、昼間に貯めた電気を使用する

といった、電気の自給自足を各家庭で行えるため

蓄電池が注目されるようになりました。

 

原発依存から脱却し、化石燃料への依存度を下げるため

にも、再生可能エネルギーの比率を高め、より自立した

エネルギーシステム(分散型電源)を構築することが日本に

とって重要な課題となっており、こうしたエネルギーシステムを

構築する上で蓄電池は社会インフラの一部として非常に重要

な役割を果たすものになっていくと言えそうです。

 

 

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