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今日のブログ記事担当は永井です。本日もどうぞお付き合いください。
今日のテーマは
「来年以降の蓄電池市場の展望」
についてです。
今回は来年以降の蓄電池市場の展望について
お話させて頂きます。
矢野経済研究所という所が2015年5~9月に
定置用蓄電池(ESS)関連メーカーや蓄電システム関連企業に対し
専門研究員が文献調査とヒアリングによる調査をしました。
対象とした定置用蓄電池は、鉛蓄電池、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池
レドックスフロー電池、NaS電池です。
調査結果によると2015年の定置用蓄電池の
国内市場規模(メーカー出荷容量ベース)は
前年比194.1%の58万1491kWh(キロワット時)となる見込みだとの事です。
利用用途としては、住宅用蓄電池が5割以上と最も高い比率を占め
市場のけん引役になっています。
定置用蓄電池の市場規模推移と予測(クリックで拡大)出典:矢野経済研究所
住宅用蓄電池関連企業は現在、太陽光発電(PV)とのセット販売や
固定価格買取制度(FIT)の契約期間が終了する既設PVユーザーなどへの
提案を積極的に進めていたり
これらのことから住宅向けの市場が現在、急拡大しています。
補助金(定置用リチウムイオン蓄電池導入促進対策事業費補助金)の
受付が終了したことで
2016年は成長率が鈍化する可能性もあるが
FITの10年間の契約期間終了を見据えた提案が2019年頃から始まることから
引き続き高い成長率を維持する見込みにあります。
住宅用以外では、電力系統用や企業・業務用が着実な伸びをするとし
2017年の国内市場規模は119万5708kWhまで拡大すると予測している。
さらに2020年までには住宅用の設置がさらに拡大し
330万6600kWhまで市場は拡大する見込みだ
蓄電池は色んな要素でメリットがある為に
これからも拡大していくことでしょう。
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