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今日のブログ記事担当は山口です。本日もどうぞお付き合いください。
今日のテーマは
「南海トラフ地震とは?」
についてです。
南海トラフとは、駿河湾から九州沖にかけての海底にある溝(トラフ)のことで、
深さは約4000メートル。トラフは比較的浅い溝で、プレートがもぐり込んで海底が
溝状に深くなっている場所は「海溝」といい、多くは深さ6000メートルです。
南海トラフ沿いの地域では、これまで100年から150年の周期で大規模な地震が
発生してきましたが、この巨大地震は「東海」「東南海」「南海」の3つの地震が
連動した場合の最大規模の地震・津波を想定したもので、千年に一度のM9クラス
とされています。南海トラフの南側にあるフィリピン海プレート(海側のプレート)は、
日本列島があるユーラシアプレート(陸側のプレート)の方に毎年数センチずつ移動し、
その下にもぐり込んでいます。海側のプレートが動くと、陸側のプレートの先端が
一緒に引きずり込まれて、ひずみがたまっていきます。そのひずみが限界に達した時、
元に戻ろうと陸側のプレートが一気に跳ね上がり、地震が発生します。
またその際、プレートが真上にある海水を一気に持ち上げるので、大きな津波が
発生するのです。
次回は南海トラフ地震の被害予想についてのお話です。
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