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今日のブログ記事担当は山口
です。本日もどうぞお付き合いください。
今日のテーマは
「テスラモーター蓄電池」
についてです。
アメリカの電気自動車（ＥＶ）メーカー、テスラモーターズは、家庭やビル・大規模な
太陽光発電所などで使える据え置き型の蓄電池の販売を８月から開始しました。
電気自動車向けにリチウムイオン電池を量産してきた経験を生かし、価格を他社
製品の半額以下に抑えています。家庭向けは、一般家庭の１日の消費電力を
賄える容量10キロワット時のモデルで、3500ドル（約42万円）。７キロワット時の
モデルは3000ドル（約36万円）。アメリカでは業界の標準的な製品の半分以下の
価格とのこと。流線形のデザインで、赤、黒、白、灰色など色も選べます。
また最低10年、最大で20年まで延長できる保証もついています。
当面は車載用電池のサプライヤーであるパナソニックの技術を土台に、アメリカの
カリフォルニア州フリーモント市の工場で製造し、今夏の米国向けを皮切りに日本など
世界で順次販売していく予定です。6000億円を投じ、米国内でパナソニックと共同
建設中の工場が稼働し始める来年以降、生産ペースを上げ、2020年のフル稼働時
には、３分の２を自動車向けに、残りの３分の１を据え置き型の蓄電池や他社への
販売分にするそうです。調査会社の富士経済（東京・中央）によると、2013年の世界
の据え置き型蓄電池市場は593億円でしたが、2020年までに家庭用が約５倍、
電力系統向けが10倍に増え、市場規模は3906億円まで拡大すると予測されています。
カリフォルニア州では2024年までに電力会社向けだけで家庭100万軒分の電力消費量、
原発1.3基分に相当する需要が見込まれています。
拡大する市場で日本メーカーも国内外での受注拡大を狙っていますが、価格面で
テスラモーターは強力なライバルになっていきそうです。
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