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今日のブログ記事担当は山口です。本日もどうぞお付き合いください。
今日のテーマは
「電力会社の高圧向け契約メニュー」
についてです。
電力の使用量が少ない家庭・商店向けの「電灯」から始まり、使用量が多くなる
に従って「低圧」「高圧小口」「高圧大口」と契約メニューの区分は上がっていきます。
大規模なオフィスビルや工場向けに「特別高圧」と呼ぶ最上位の契約メニューもあります。
電力会社と結ぶ契約メニューの区分
このような契約メニューの階層は、発電所から利用者へ電力を供給する送配電の仕組み
に合わせたものです。発電所から送り出される電力は22万ボルト以上の超高圧の状態で、
それを変電所で6万ボルトの特別高圧、さらに6000ボルトの高圧、最終的に200ボルトや
100ボルトの低圧に変換して利用者の設備まで届きます。
電気料金の単価は変電所を通って低圧になるほど高くなっていきます。各電力会社の契約
メニューの中で単価が一番低いのは特別高圧ですが、地域による差が非常に大きくなります。
現時点で最高額の沖縄電力と最低額の北陸電力の電力量料金の単価を比較すると、実に
1.5倍以上も差があります。東京電力は沖縄に次いで2番目に高く、やはり北陸と比べて
1.5倍以上の単価になっています。5月から値上げした関西電力も北陸の1.4倍以上です。
特別高圧の標準的な契約メニューは北海道を除いて「夏季」(7月~9月)と「その他季」
(10月~6月)の2本立てで単価を設定しています。夏季の単価を見ると、東京電力が14.86円で、
北陸電力は9.47円。その差は1.57倍。夏季以外は1.61倍になります。
これだけ大きな価格差になると、使用量が多い特別高圧では企業のコスト負担に大きく
影響してきます。状況によってはオフィスや工場の移転も検討課題になるでしょう。
ちなみに単価の安い北陸電力の営業エリアは富山県と石川県の全域、さらに福井県と
岐阜県の一部が入ります。福井県は地域によって北陸電力と関西電力に、岐阜県では
北陸・関西・中部の3電力会社に分かれています。
北陸電力に次いで単価が低いのは中部電力、中国電力の順です。静岡県は東京電力と
中部電力、三重県は中部電力と関西電力、兵庫県は関西電力と中国電力、というように
2つの電力会社のエリアが県内で混在しています。わずかな立地の違いで電気料金が
大きく変わってしまう状況にあります。
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